学校長あいさつ
本校は、昭和54年に、歴史と自然に恵まれた大宰府政庁跡や太宰府の街並み、宝満山や四王子山を眺望できる『辰巳の丘(たつみのおか)』に設立された47年目を迎える中学校です。
令和7年度は、1年生117名、2年生137名、3年生132名、生徒数386名、通常学級11クラス、特別支援学級5クラスの小規模校です。由緒ある歴史の地、自然豊かな学問の地、恵まれた環境の中で教育活動を展開しています。
本校の教育活動の推進にあたっては、校訓 「創造」 「勤労」 「友愛」 の下、令和7年度の学校の教育目標を「自らの手で未来を創ることができる自立した生徒の育成」としました。この教育目標の達成に向け、「①自分の夢や目標に向かって挑戦するために、自ら学ぶ」「②自他の良さを尊び、豊かでたくましくしなやかな心と身体づくりに務める」「③郷土を愛し、多様な仲間とともに地域を創る担い手として貢献できる」生徒を育成していきます。また「笑顔が力になり、成長につながる!笑顔あふれる学校こそが伸び続ける!」という信念のもと、Well-beingを目指す学校にしていく所存です。
さて、本校の生徒たちは明るく素直でパワーにあふれています。そして、自分たちが所属している集団に誇りをもっています。その生徒たちが、本年度の生徒会スローガンを、「和而不同(わじふどう)」としました。和而不同とは、「人と協力しても、むやみやたらに意見や態度を同じにしない」ことです。周りに流されず、行動してほしいという思いから選ばれました。生徒たちが主体となって考えたスローガンであり、新しい太宰府中学校を創ろうという思いが込められています。この思いを受け止めてくださる愛情いっぱいの保護者の皆様ならびに地域の皆様に支えていただき、コミュニティ・スクールとして、さらに学校全体を成長させるとともに、学校・家庭・地域が連携した「共有」を推進していきたいと考えています。
令和7年度も、これまで培ってきた太宰府中学校の文化を活かし、さらによい学校を目指して教育活動を進めてまいりますので、ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
令和7年4月
コミュニティ・スクール
太宰府市立太宰府中学校
校長 八尋 純次
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