本校は、福岡都市圏の住宅都市として急激な発展を遂げた背景から、昭和６２年４月、太宰府市で４校目の中学校として太宰府中学校から分離・開校しました。古より霊場である宝満山を仰ぎ見る緑豊かな高雄の台地に、生徒数７５３名、１８クラスでスタートし、以来、令和３年３月までに４，６３５名の卒業生を送り出しました。
令和３年度は、生徒数２９９名、通常学級９クラス、特別支援学級２クラスの小規模校ですが、由緒ある歴史の地、自然豊かな学問の地、恵まれた環境の中で教育活動を展開しています。
本校の教育活動の推進にあたっては、校訓「健康」「叡知」「敬愛」の下、学校の教育目標を「豊かな人間性とたくましさを兼ね備え、志をもって主体的に学び続ける生徒の育成」と定めています。その教育目標の達成に向け、本年度「省察力」「人間関係形成力」「挑戦力」を大切にしながら、「自ら伸びる生徒の育成」をキーワードに「知・徳・体」のバランスがとれた生徒の育成を目指しています。
本校は、全体的に落ち着いた雰囲気で、生徒たちは礼儀正しく、明るく素直、自分たちが所属している集団に肯定的なイメージをもっています。本年度は生徒会スローガン「創造れ（つくれ）〜今こそ太東アクション〜」としました。生徒たちはコロナ禍であっても何ができるのか、どうしたらできるのかを自分たちで考え話し合い、行動を起こそうと意欲的に活動しています。そして、地域も学校に対して大変協力的で、アクションを起こそうと頑張っている生徒を応援してくださっています。さらに、コミュニティ・スクールの取組をさらに充実させることを通して、学校・家庭・地域が一体となった「共育」を推進していこうと考えています。
令和３年度も、これまで培ってきた学校文化を活かし、さらによい学校を目指して教育活動を進めてまいります。本校へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
令和３年４月
コミュニティ・スクール太宰府市立太宰府東中学校
校 長 原 佳織
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